949 2023年度(4〜3月) 丁巳歴史塾講演者及び講演テーマ ”これだけ全てやれたら良いですね”
20230211
太宰府地名研究会 古川 清久
小倉を中心とする提携組織”丁巳歴史塾”の新年度の講演リストの試案の作成依頼が入りました。
一年分と言っても、お盆、歳末には講演を中止する可能性もありますので、12人分のリストを作っても翌年度に繰り越すことにもなるかも知れません。
また、不慮のトラブルによって代理講演も必要になりますので、最低でも12人をノミネートして、予備に2〜3人を準備しておく必要もありそうです。内容も含めあくまで叩き台の叩き台と考えて下さい。
あくまでも試案ですので、あまり考えずに作成しようと考えています。講演日程も含め以下順不同。
以下も仮案です。
NO. | 講演予定者名 | 経歴等 | 講演テーマ | 居住地 | 備考 |
1 | 井上 悦文 書道家 | 「草書体で解く邪馬台国の謎」他著 | 「邪馬台国は朝倉にあった」卑弥呼の墓は山田大塚古墳 | 日田市 | |
2 | 阿部 貞隆 建築士 | 北九州の阿部一族について | 大分市 | ||
3 | 伊藤 まさ子 ブロガー | 「宗像・宝満・沖ノ島」著 | 北九州に残された古代史の謎 “古代祭祀線から見る神武東遷” | 福岡市 | |
4 | 大石 耕史 歯科技工士 | blog「くじら通信」管理者 | 古遠賀湾の物部25部族について考える | 久留米市 | |
5 | 小島 宗光 曹洞宗僧侶 | 調整中 | 五つのテーマのどれでも話し致します テーマの絞り込み中 | 伊万里市 | |
6 | 田中 興人 醸造家 | 日本美術刀剣保存協会佐賀県支部長 | 古代の剣と刀について | 伊万里市 | |
7 | 杉山 宏治 建築士 | Blog「事代主のブログ」管理者 | 香春神社と高良大社 | 筑紫野市 | |
8 | 古川 茂 醸造家 | blog「幡随院長兵衛」管理者 | 古代の酒と醸造業 “無法松と幡随院長兵衛” | 佐賀市 | |
9 | 阿部 裕治 古代史研究者 | 「晋国残影」著 | 磐井の乱とは何だったのか?継体紀、欣明紀から読み解く磐井 | 別府市 | |
10 | 神田 浩 獣医師 | blog「ひとつあがりのカフェテラス」管理者 | 速吸姫神社と関門海峡 | 大分市 | |
11 | 江原 不可止 宮司 | 大帯八幡社宮司 | 関門海峡と周防と姫島 | 姫島村 | |
12 | 古川 清久 元自治体職員 | 「有明海異変」著 blogひぼろぎ逍遥(跡宮)外管理者 | 古代豊の国は関門海峡を挟んで長門まで及んでいた”防府の玉祖神社とは何か?“ | 日田市 | |
13 | 予備 宮原 誠一 | Blog「宮原 誠一の神社見聞諜」管理者 | 神武と天照は福岡市南区柏原と桧原に住んでいた… | 久留米市 | |
14 | 予備 Dr.大津 忠彦 | 出光財団イラク発掘調査団研究員 | 「イラクの洪水伝説とノアの箱舟」 イラク発掘調査の別バージョン | 小郡市 | |
0 | 別枠 佃 収 古代史研究家 | 新「日本の古代史」(佃説)外数 | 「倭の五王」の倭国(佃説)から再度 | 埼玉県越谷市在住 | 玉名出身 |
外にも講演可能な方はおられますが、年に10回程度の講演では椅子取りゲームになってしまいます。
当然にも、久留米市、熊本県西原村、小郡市、佐賀市などでのサテライト開催も含め自前でこれだけの論者を保持できれば教育員会関係者、学芸員などから通説まがいの情報を鵜呑みにする必要もないはずで独自の研究体制を維持できるはずです。
講演依頼も含めご提案があればご連絡ください。太宰府地名研究会(編集員)古川 090-6298−3254
太宰府地名研究会+丁巳歴史塾2023年3月以降のスケジュール
以下はあくまでも仮案です! 4月期 2023年4月16日(日)13:00〜16:30 :参加費資料代1000円
つい最近、熊本城の敷地の一部から甲子年号象嵌鉄剣が出土しています。この古代刀剣の話を伊藤女史に…
後半は古刀を含む刀剣について田中興人(日本美術刀剣保存協会佐賀県支部長)の講演で調整中です!
伊藤まさ子(「太宰府・宝満・沖ノ島」著者) 田中興人(日本美術刀剣保存協会佐賀県支部長)
於:北九州市小倉北区大門一丁目6番43号 九州市生涯学習総合センター 上質の刀の実物にも遭遇か…!
激変する国際情勢の激変の中で新年を迎えました。さる1月29日には福岡市南区の油山の麓の柏原、桧原という古代史の舞台と考える両地区の羽黒神社、五社神社、埴安神社への新春三社詣りトレッキングを普段を超える25人の参加で行いました。この企画は宮原誠一氏のブログに端を発したものでした。当日はblog「宮原誠一の神社見聞諜」の宮原氏の案内もあり参加者一同が感激されていた様でした。さて、春から百嶋神社考古学の勉強会が始まります…としましたが、講師の宮原さんの意向もあり数か月間見合わせます。同氏は筑前、筑後の神社研究の第一人者ですが、諸般の事情で遠方での講演が出来ません。そこで集まり易い西鉄甘木線沿線の市の施設で貴重な神社の話を聴きたいと思っています。なお、春からできるだけ早い時期に開始しする方向で検討中です。興味をお持ちの方は「宮原誠一の神社見聞諜」207“福岡市桧原の天照大神祭祀氏族”をお読みください。三社詣りの意味も分かります。柏原には神武天皇が、桧原には天照大御神の御弟姉が居らたのです。その地名が奈良の橿原考古学研究所神武陵、天照ともされる三つ鳥居の桧原神社になっているのです。


今年度から一年分の講演予定を立てておくことになりました。
現在、提携グループの丁己歴史塾と太宰府地名研究会とは北九州市の小倉を中心に講演会を続けていますが、佐賀県、大分県、熊本県…にもメンバーがおられることから、西原村、久留米市、小郡市…などでも講演会を行っています。
ただ、講演の順番についてはその都度事務局からお願いして行く事にしており、実際にはこれ以外にも他地域での講演会も含め、神社トレッキング、古墳群トレッキングなども行いますので、スケジュールの調整もあり、全てを消化できるわけでもないと思います。
当然、積み残しも発生しますので、それは翌年廻し、他のサテライト研究会での講演に回っていただく場合もあると思います。
ここで考えるべきことがあるのですが、現在、多くの史談会、郷土史会、地名研究会が研究者と世話役の高齢化から組織の維持が困難となり、何とか、通説で塗り固められた教育委員会関係者、学芸員の手当てで存続していましたが、それも限度があり、自然消滅から解散へと向かう例が続出しています。
それ以上に、全国には50を超える邪馬台国候補地がありますと主張するような全国邪馬台国シンポジウムから村興し町興しから果ては世界遺産登録へと官製文化運動が仕組まれ、地域文化、地域の歴史研究の消失が顕著となりつつあります。
このため、通説と衝突する九州王朝説はもとより、さらに深層の探査に前進する佃収九州王朝説さらに異端の神社研究、百嶋由一郎神社考古学に至っては、そのような親睦会まがいの歴史研究から独立した研究姿勢を維持することが出来ているのです。
それを可能にしたのは、研究者中心の研究会(終戦直後に勃興した郷土史会、史談会とはそういったものだったのです)がまがりなりにも成立しているからであって、通常、年に10回も研究会ができない体たらくの団体が多い中、多くのブロガー、ユーチューバーに加え著書を出し続ける研究者、フィールド・ワーカーを維持できているからこそ研究会の存続が可能になっているのです。
天氏と卑弥氏との二流の渡来ルートに関しては、佃 収 HP新「日本の古代史」(上)から










